青樹庵です。
ずるいよ~と兄が云いました。
「ぼくは87才できみは74才なの? 」
「え、あれ、そんなこと云った?」
「云ったよ。10才もサバ読むなんてさ」笑いながら呆れ顔。
「あらら、あはは、」笑いあいながらも、わたしとしてはサバを読んでいるわけじゃない。
実際に頭の中には84才の超高齢者は居なくて、74才の高齢者がいるだけですから。
姉は89才ですが常々言っている。
「あなたね、いまのうちよ。85才過ぎると急になんにも出来なくなるから」
おそろしい言葉!
あと、もう少しで何もできなくなる?
なにも出来ないって、どの程度なワケ?
ひぇ~、かんべんしてよ。
おびえているうちに脳が本人に断わりもなく「現在74才」の記憶を植え付けてしまった(笑)
兄は87才で、まだ週に3日、電車に乗って会社に通勤しています。
嫁さんは「いい加減辞めたら」と云っていますが、本人は身体が動くうちは行くと頑張っています。
根っこに有るのは慾です。
『人間のエネルギーの元は慾なり』兄を見ているとそう思います。
会社を継ぐ家族がいないから辞めれば終わり→大きな取り引き先からの利益も終わり。
それは勿体ない。
関係のないわたしから見ても勿体ないと思う。
90才でも100才でもやれるうちはやったほうがいい。
え、あれ、そう云えば兄貴は87才で電車通勤できているじゃん。
85才説に心配することないかも。
うん、脳の記憶を74才から84才に戻すことにしよ。
青樹でした
グチを言葉にすると
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慾が有るうちは大丈夫
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