資格を有効に使えるか

青樹庵です。

「（何かを）知っている」人はじつに多いと思います。

いわゆる資格所有者。
けれどその資格を有効に使っている人となると、ぐっと少なくなります。

さらに、それで成功している人となると、ほんの一握りでしょう。

で、資格とか知識ってなんだろうと考えてみました。
それってその人にとっての「道しるべ」なんでしょうね。
または「安心」でしょうか。

会社勤めの人たちは、長く勤務していれば自然に地位も上がり「仕事もできる人」になります。

ところで、定年が近づくにつれて、じつは社会で通用する能力は「なにも無い」ことに気付いて愕然とすることになります。

会社でやってきた仕事とは、すべてが上からの指令であって、自分で考え、自分で創造したものではない。

で、昔取った「資格」を活かそうとなるのでしょうが、今度は誰かの指令でやるのではなく、すべては自分でやらなければならない。

ここがポイント！

長いあいだ、ベルトコンベア式の決められたことに慣れているから、「資格」を実際にどう活かすか。どう踏み出したらいいのか、なにをどうしたらいいのか、心と行動がばらばらに。たいていの人が壁にぶつかるのは、そこのところ。

そんな老後にならないためには、まだ本職が有るうちに、練習として副業を持つといいのでは。

たぶん、どんな小さなことも、始めるとなると大変な作業だと実感するでしょう。

大変でも、体力の有るうちに経験して道筋をつけておけば、定年になってまごまごすることはないのでは。

青樹でした

男っぽい女　女っぽい男