青樹庵です。
辛い思いをした時に、その人の本当の姿が現れる。
人は、苦しい時、窮地に迫った時、土壇場で、
その人の本質が表れやすいものです。
その人の本当の力が試される時ですね。
与えられた試練とは、決心のかたさや実力などを
厳しくためすこと。また、その時に受ける苦難。
とありますが、これを運命学的視点で捉えてみますと、
試練=鍛えられること=強さ
となります。
人生を生き抜く強さであったり、心の強さであったり、
少々の事には動じない度胸であったり。
経験に勝るものはないと言います。
辛いことがあっても、絶対にそこから逃げないほうがいいです。
本当の意味で強運の持ち主になります。
嫌なことがあったら、次はいいことがあるぞ!
と私は思うようにしています。
開運は改運。
自分の考え方や行動を改めることによって
開かれる運でもあります。
辛いという字に一を加えると幸せ、と言う字になります。
生きていれば、辛いこと、悲しいこと、沢山経験しますけれど、
私は、この算命学を学んでいたことによって
救われた事が沢山あります。
感情的になった時、争いは生じます。
しかし、算命学という理、理性の知恵を得ていたお陰で、
もう一人の自分が自分を自己分析したり、
状況を第三者的な視点で捉えることが出来るのです。
「そういうことか~なるほどね」
無用なストレスを、長時間自分に追わせることはなくなります。
よい意味での諦めが付くこともあります。
「ま・・・いっか!」
つまりね、自分の気持ちの切り替えが早くなるのですよ。
その物事に拘ったり、執着したりしなくなります。
だって、その執着が本当に自分にとって無駄な事だ
と言う事が理屈でわかりますからね。笑。
人様の相談事は、たいていトラブルやトラブルに
発展しそうな事であったり、仕事や人間関係が大半です。
お勉強や鑑定やカウンセリングのお仕事は、
中庸、バランス感覚、冷静さが大切です。
鑑定する仕事をする人も
2種類に分かれると見ています。
①「あなたの気持ちに寄り添った鑑定をします」⇒感情タイプ
②「あなたにとって最善のアドバイスをします」⇒理性タイプ
人になんらかの人生アドバイスをする仕事や、
鑑定をする立場に求められる資質は、
②のタイプでなければ務まらない事を経験上お伝えします。
一緒になって涙流して、悲しんで、共感しても、
目の前の苦しんでいるクライアントさんの為になど
なりませんからね。笑。
苦しい思いをした、辛い経験がある、それは全て
自分の心の肥やしになっているのです。
そんな様々な経験があるからこそ
算命学のお勉強や知識も、ぐっと吸収しやすく、
身につきやすい勉強でもあるのではないかと思います。
自分自身を振り返る為にも、見つめ直す為にも、
自分自身を知る為にも、算命学の知識は生きてきます。
そして、辛かったけれども、幸せに通じる道があることを
算命学を学ぶことによって見出してもらえたら嬉しいと思います。
12月31日が募集締め切りです。
青樹庵