青樹庵です。
とても悩んでいる人がいました。
その人の口癖は
「わたしには貫索星(樹木星)が有るからなんですね」でした。
この星には『頑固』とか『自我』という意味が有ります。
頑固、自我がつよくなる原因は、
耐えなければならない環境とか、守るべきものが有る。となります。
なにかを持っていて、それを守るためには自我が強くなければ守れないでしょう。
わたしはがんがん進みますが、ガードが弱いのが欠点です。
だから貫索星が欲しいと思っています。
貫索星にはとても良い意味が有るわけです。
でも、その人は
貫索星の悪い面だけをすくいあげて、
自分が不幸なのは1にも2にも星のせいだと云いつづけています。
この星さえ無ければ、わたしは幸せな人生になっているのにと。
たしかに、星まわりを見るとどん底です。でした。と言うべきかな。もうその星まわりから抜けたのですから。
そうした星まわりに対してもいつも怒っていました。
「どうして、わたしだけ貫索星が有るんですか。どうして、わたしだけ、こんな星がまわるんですか」ってね。
その人は、自分に原因が有るのではなく、すべては『星』のせいだと云い募ります。
ただし、言うだけで何にも行動しない。
貫索星が有るから行動できないと思い込んでいます。
宿命星とは、自分自身であるということに気付いていない。
その星さえ取り除いてしまえば「耐えなければならない環境」にはならないと思っている。
その星とは自分の性格なのです。
だから自分のマインドを変えればすべてが解決するのに。
これは、まわりの人がいくら云ってもダメなんですね。
或るとき、心がハッと気づくでしょう。
その「怒り」の感情が、
自分の頭の中でつくり上げているだけだということに。
ただ立ち止まっている自分に対してだと。
青樹でした
同じストップでも中身がちがいます
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こんな星なんて無ければイイのに
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