内弟子の咲耶 日向子です。
本日のテーマは「学び・習得」について。
このキーワードで運命学の世界から掘り下げてみたいと思います。
運命学の世界には、陰陽五行という考え方があり、自然界そのものを
陰と陽、自然界に存在する5つの気(木火土金水)、東西南北、季節に分類して捉えられています。
学ぶ世界にも「動」と「静」に分けて考えることもできます。
「純」と「濁」に分けて考えることもできます。
「陰」と「陽」に分けて考えることもできます。
東西南北に当てはめて考えることもできます。
人物や立場、役割として考えることもできます。
一般的に、学問として成立されている世界の学び、もしくは歴史や伝統のあるものの世界、理論的に専門的に、突き詰めて学ぶ世界は机上の学び、「静」「陰」の学びと考えます。
この算命学のお勉強も学問ですから、「陰」「静」「理的」な習得の世界となるわけですね。理論のお勉強ですから、そこに私たち人間が
感情的にあれやこれやこねくり回してどうにか理論を自分流に変えることなどできません。
陰の学びの世界とは、つまり
「知識を得ること」
だと思います。その知識に対して良い悪いは有りません。
得た知識が、自分の人生にどう生かすか?役立てるか?
は、また別の能力であったり方向性でもあります。
ここをしっかりと分類できませんと、何の為に学んでいるのか?
というものを見失ってしまいます。
幸福な人生を送るために、学んだ知識を生かしたい。
その為には、自分自身がポジティブな陽的な発想をもって
学んだ知識を生かす自分自身の土台が最も必要だと感じています。
運命学の世界は、普通の常識的な世界ではありませんから、
難しい理論、言葉、法則、様々な運の法則を学ぶことになります。
これは「学び」です。
「知恵」にしてゆけるか?が一つのポイントです。
それに対して「動」「陽」の学び、習得の世界とは?
実体験から得る学びであったり、
きわめて実践的な習得から得る世界です。
講座、体験レッスン、実習、留学、などの世界です。
体験してみて理解できた。学べた。ということです。
机上の学びではなく、体験的に得たことが速やかに
自分の知識となるものです。
ですから、学問というよりは、新しいものを作り上げてしまうような
世界の学びであったり、斬新な物、新しい流行、まだ見ぬものを
追い求めて体験を得に行くような世界でもあります。
そこから「創意工夫」という実践的な「知恵」となり、
人生に取り入れたり、切り替えができたり、
思考転換できたりするわけです。
動きのある世界の学びと、そうでない世界の違いです。
学問の世界には学問の世界の学び方があり、
「膨大な知識や専門性や情報」を蓄積する
という習得であり、それ以上も以下もありません。
実践的な学びの世界には、柔軟性や流動性があり、
その発想は自由であったり創造性を生かせる分野でもあります。
学ぶということの根本を理解することと、自分自身が
その学びから得た知識をどの様に生かしていくのか?
自分の中で落とし込んでゆけるのか?
まさに自分次第だとも言えます。
学問の世界は今日明日、短期間で得られる世界ではありません。
先生、師匠、専門家という学問の継承者がいて、
自分はその知識を教えていってもらうというスタンスなわけです。
一足飛びになんか行きません。
教える先生そのものも、長年時間をかけてそのことを学び、
積み上げてきた時間、知識、があるのです。
体験的な学びの世界は、その体験にこそ価値がありますから、
それを経験したことで何を自分が理解し、得て、収集できたか?
ですから、たった1日の経験であっても、そこから得る情報や
学びの度合いは人それぞれです。
自分次第という部分もあります。
「学ぶ」世界を東西南北に分類すれば、「北」に位置します。
「北」は目上の場所でもあります。
算命学は「陰」の「学問」の世界であり、
「知識を得るため」の世界であります。
教える先生は北に位置し、教わる立場の生徒は南に位置する
関係が成立します。まさに、学校の先生と生徒ですね。
何故、学びや知恵が北に位置するのか?
家系を考えても、先祖、親は北、目上に位置し、
家の伝統を継承する、先祖代々の教えが子孫が継承する世界です。
上から下へ流れてゆきます。
高いところから低いところへ流れていく水の流れのようです。
知恵も、伝統も知識も先生(上)から生徒(下)へ
流れていくことが自然であることがわかると思います。
まずは流れてくるものを受け取る。呑み込む。理解する。
例えば、Aさんという人は、「習得・学び」の「陽」の星を所有している人だとします。
語学を学びたいと、相談を受けたとします。
①英語の文法を分厚い辞書と書籍を広げて頭で学ぶ
②半年、いきなり海外留学。現地に飛び込んで会話を実践する
どちらがAさんにとって吉となりますか?
ということです。
動的な陽の習得の星を生かしていこうと思ったら、
半年でも1年でも、実践的な会話をする留学でもしたほうが、
はるかにAさんにとって習得が早く、生かせる道。
ということになります。
Aさんにとって、どの様な学び方、方向性が向ているのか?
そのことを知ることができるのが算命学、「陰」「静」の学問としての知識ということです。
算命学や運命学を「陰」学問として、知識として得て、終わる人もいます知識として残るわけです。
「陰」を「陽」の知恵や工夫や実践、処世術として生かすのが、
実践的アドバイス、工夫、です。
生かすためには、「知識」がなければ生かすこともできませんね。
たまに質問を受けます。
「算命学を学んで得たものは何ですか?」・・・と。
答えはシンプルです。
「知識です」(陰)
「その知識をどう生かすのですか?」
「思考の柔軟性と、想像性とポジティブ性です。」(陽)
算命学を学んだことによって自分自身が救われなければ
人をポジティブな人生に導くことは出来ませんね。
悲しみを知っている人ほど、笑顔を絶やさない。
それと似ていると思います。
算命学は自分自身に
「気付を与えてくれるもの」
であるとも実感しています。
何かを学ぶ、知識を得るということは、それ自体を自分がどの様に
感じるのか?心が動くのか?ショックなのか?嬉しいのか?
ということは語れないのですね。
最後に、運の良い人の特徴。
ポジティブ、前向きである。
運の悪い人の特徴。
でも~だって~・・・が多い。
これは、算命学とはまったく関係のないことです。
その人の状態です。
私自身を言えば・・・・
ポジ
でございます。
青樹庵先生から、良くいわれたことです。
「あなたは、明るいからいいのよね。」
・・・と。
なんのこっちゃ!!笑。
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