内弟子の咲耶 日向子です。
人には思考パターンがありまして
①過去思考
②未来志向
とあるわけです。
大体、宿命を見れば、その人が物事に対する
思考パターンが想定できるわけです。
鑑定なども、高段者になってまいりますと、このあたりのことも
パッと熟知してお話などを進めたりします。
一体、この人は
過去に遡って話をすると理解が早い人なのか?
未来の展望や目的地を想像できると理解が早い人なのか?
今現在になんらかの結論を見出せると理解が早い人なのか?
これは占い師の鑑定レベルだけではなく、
実は一般社会の
いわゆる「上司」にも適用できます。
例えば、先輩や上司や社長や経営者が、部下に指導する時、
説教する時、理解させる時、あるかと思います。
学校の先生にも言えます。
一人一人の生徒さんと向き合って話をする時などです。
先日、ご相談頂いた経営者さんからの悩みの一つでもある
テーマが今日の話なのです。
「なかなか自分の意図を理解できない人間が多くて困るんだよ・・・」
「ブツブツ・・・・・・」
とのこと。
そこで、私は切り返しました。
私「社長さん、その専務なり、部下なり、どなたかわかりませんけれど、
その話が通じないと思っている方と会話をする際に、
過去のことを話題にされることが多いですか?
それとも、将来に向けての話題が多いですか?」
社長「そうだね・・・これまでの過去の実績や、事業見直しに関する話が多いかな」
私「なるほど。で、その方は過去、これまでの反省を踏まえて
現実的な解決策や今後の案が出てくるのですか?」
社長「それが、ちっとも期待するような話にならないから困っているんだよ・・・」
私「なるほど。その方に、今度話をする際は、社長自身のやりたいこと、2,3年先の見通し、だいたいこの様な段階で、ここまで目指したい。すると結果この様な将来の事業に必要な人材や資本を準備したい。その為に君ができることは何か?この様に、未来をある程度想像できるような形で会話してみてください」
・・・とこの様なやり取りがありました。
後日談として、いつも話がかみ合わないと思っていた重役方との会話の方向性を、社長自身の事業に対する展望と、こんな風に頑張ったら、こうなるよ・・・と言う話に変えてみたそうです。
すると、あら不思議、未来の到達点が見えた瞬間からその人は、
実に動き始めたということです。
いかがですか?
つまり、人には話の持っていく方向が
過去のこと、過去の失敗、過去に学んで次に進むタイプと・・・
未来、展望、チャレンジという方向性で前に進むタイプ
がいるということです。
今回のかみ合わない原因は
社長本人は過去思考。過去のことにこだわる。反省して次に進むタイプ。
部下は、未来志向。失敗に学び、常に未来を見据えて前に進むタイプ。
この違いがあったから生じたかみ合わなさだということ。
この様なこと、日常であらゆる人間関係の会話、
コミュニケションで生じています。
私…ネガティブなんです・・・(過去思考の傾向)
私…ポジティブなんです・・・(未来思考の傾向)
ポジもネガもいいじゃないですか!
そこに落とし前つけられれば次に進むのですよ。
なんてこたあない。
相手が、やる気を起こす時の方向性、思考パターンを熟知すればよいだけです。
ちゃんちゃん。
ツキはこういう時にくる
日向子
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過去思考と未来志向
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